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設定資料集 [その他]

アーモダインの世界観を広げるため、また3Dモデル作成の原画とするために、アニメの美術設定を多く手がけている草薙さんというスタジオにお手伝いいただきました。ゲーム中では3Dグラフィックとして使用されているものが多いのですが、中には設定画のみでゲーム中には登場しなかったものもあります。原画そのものもすばらしいので、ぜひこの機会に皆さんに見ていただきたいと思います。
(発売後1ヶ月以上過ぎた今になっての大サービス。意味不明ですな…(笑)。)

・ SSPS

SSPSとは、宇宙太陽発電衛星のことです。全体像はゲーム中にも登場しますが、送電設備部の設定画も存在しました。
アーモダインのストーリー中では、改造によって危険な使い方をされていますが、通常運転時には単位面積あたりの電磁波はそれほど強い必要は無く、直射されて焼け死ぬなんてことはありません。

・ ポートα

低軌道を周回する、軌道上の中継ステーションです。現在のISS宇宙ステーションに似たイメージですが、回転する重力ブロックも存在します。宇宙船によってはここで燃料を再充填してから、高軌道や月に向かいます。ストーリーの時代では少し旧式の施設ということになっています。

・ 宇宙プラント

小惑星を改造した、宇宙の工場施設です。「宇宙プラント」ステージの外観もこんなイメージになります。
もともとは資源採掘のために地球衛星軌道に置かれたものを、工場としても使用しています。このような宇宙プラントがいくつも軌道上に置かれていますが、多くは私企業所有であるため、用途の詳細などはGUにも把握できていません。

・ 防衛衛星

ストーリー中では防衛衛星群を「サンクタムガード」と呼んでいます(「カルドセプト」のカードの中に同名のものがありますが…「聖域の守護者」という意味がぴったりだったのでそのまま流用してます…)
強力なレーザーを発射しますが、本来は地球に接近する小惑星の軌道を変えたり、破壊したりするためのものです。

・ 輸送船

火星・地球間の物資輸送に使用される商用貨物宇宙船です。ストーリー中では一切登場していません。
通常は無人で運用されます。ゲームの時代には、火星と地球間の人的交流はほとんど絶えていましたが、これら無人輸送船による「貿易」は続けられていました。
後述のエリシウム級母船に連結されて使用される場合もあります。

・ エリシウム級

火星・地球間の往復に使用される大型母船です。大量の燃料(プロペラント)を積載しており、この母船を使用することで往復の時間は大幅に短縮できます。出発時、燃料は加速のために使用されますが、航程の後半エリシウムは180度回頭し、前後逆の状態で減速をしながら目的地に接近します(火星へ接近するイベントシーンで、前後逆になってたの、気づきました?)

まだまだ設定資料はありますが、とりあえずこのあたりで。

これら設定資料は、そのものの素晴らしさもありますが、アーモダインのSF設定が、それだけ生真面目に考えられていたということでもあるんです。
昨今、現実を踏まえた未来観を描くSFなんてのも、希少価値があると思いませんか?アーモダインはその意味でも、もう少し注目されて良いんじゃないかと思うんですが・・・。

もっとも今日日、現実を踏まえた未来観や宇宙開発みたいな話題なんて、世間的にあまり興味を惹かないんですよね。
やはり、もっと「スピリチュアル」な世界観の物語にすべきだったか…(そういう問題ではないだろ)。

大宮ソフト 神宮


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