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発売週明け [その他]

ゲーム制作に携わっている人間にとって、タイトルの発売日は一番のハレの日です。

そりゃ最初にROMを焼いた日や、雑誌などの情報公開が始まった日、発表会や商談会、
TGSなどのイベントなど節目となることは多々ありますが、
やはり一番はお店にソフトが並んでいる様子を想像しながら
長くて根気の必要とするソフト開発を続けるモチベーションの一つにしている
クリエイターの方が多いのでは?と思います。

というわけで、待望の発売日2/22を迎えたわけですが、
残念ながら急な仕事が入ってしまい、
当日は朝から夜まで東京から数十キロ離れた場所にいました・・・
どこもMHP2購入者の行列で大変だった、と伺っておりますが、
きっと中には一緒に『アーモダイン』を買ってくれているお客様もいたに違いないのに!

その後、週末に自宅や渋谷界隈で少しだけお店回りを実施しました。
MHP2、FE暁の女神、ルパン3世など多数の同日発売ソフトに囲まれて
やや目立たない場所に見かけることもありましたが、
きちんとディスプレイされている『アーモダイン』を
この目で見ることができました。感激ひとしおです。

売り場を観察していると、すっと『アーモダイン』を手にとり、
表4(*ジャケットの裏面、ゲームの説明などが書かれているスペース)を
じっくり読む30代の男性の姿が。
遠く離れた場所から「そのままレジへ持っていって!」と念力を送ります。
祈りも届かずもとの場所に戻す人もいれば、購入して頂ける方も。悩んだ上に結局
見送った人には、なぜやめたのかその場で聞きたい衝動にかられますが、
ぐっと我慢です。知らない人に急にそんなこと聞かれても困るでしょうしね。

というわけで、発売日&週末を経て月曜日、
営業方面から消化率(*出荷本数に対して実際に売れた割合)のレポートが届きました。

・・・正直、ちょっと厳しいです。かといって、
値崩れをおこすような過度な供給ではありませんし、
もともと初動型のタイトルでもないのでこれからまだまだわからんですよ!
と自分を鼓舞してみました。

渋谷、新宿、有楽町あたりのゲーム売り場で
『アーモダイン』を遠くから厳しい視線で見つめている男がいたら、
それは私かも知れません。念力が無事届いたら、ぜひお買い求め頂けますとありがたいです。

また、すでに購入頂いた皆様へ。

お買い求めありがとうございます! 
期待された内容になっていることを切に望みます。
雑誌の紹介記事や公式ブログでも何度か書かれていますが、
様々な要素が絡み合う複雑な要素を持つ反面、
行うことはシンプルというギャップが持ち味のゲームです。
電撃オンラインにて展開中の公式攻略サイト
http://www.dengekionline.com/pr/armodyne/index.html
がかなり役立つと思いますので、
そちらをチェックしつつ、指揮官気分を堪能して頂ければ幸いです。

SCE WWS JAPANスタジオ 
制作2部 池尻


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